歓送迎会の相場:全体感

まず全体感として、歓送迎会の一人当たり会費は4,000円〜6,000円が一般的なレンジです。コース料理+飲み放題で一人4,500円〜5,500円のお店を予約し、会費を5,000円で集めるのが最もよくあるパターンです。

ただし、業界・役職・地域によって相場は大きく変わります。以下は代表的なレンジです。

シーン会費相場(1人あたり)お店の単価目安
新入社員歓迎会(4月)3,500〜5,000円4,000〜5,000円
中途入社歓迎会4,000〜5,500円4,500〜5,500円
転勤者送別会5,000〜7,000円5,000〜6,500円
退職者送別会5,000〜8,000円5,500〜7,500円
チームリーダーの送別会6,000〜10,000円6,500〜9,000円

注目すべきは、送別会のほうが歓迎会より1,000〜2,000円高いのが一般的という点です。これは、送別会は「お世話になった感謝を形にする」ため、お店のグレードを上げる傾向があるためです。

年齢別の会費相場

均等割りではなく傾斜配分を採用する場合、年齢・役職ごとに以下のような金額を設定するのが標準です。

20代前半(新人・若手)

会費は3,000円〜4,000円が相場。特に新卒1〜2年目は、お財布の事情を考慮して3,000円で済ませるケースも多いです。ただし、送別会では「感謝の気持ちを示す」ため、4,000円に揃えるのが礼儀とされる職場もあります。

20代後半〜30代前半(中堅)

4,500円〜5,500円が相場。実質的に「標準会費」となる層です。ここから上下の傾斜を計算する基準金額になります。

30代後半〜40代(主任・係長クラス)

5,500円〜7,000円。中堅よりやや多めに支払う役職層。実費の1.2倍〜1.4倍程度が目安です。

40代後半以上(管理職)

7,000円〜10,000円以上。課長・部長クラスは、実費の1.5倍〜2倍を支払うのが一般的。特に役員クラスが参加する場合は、その人だけで数人分の会費を負担することもあります。

💡 傾斜配分の目安 新人:中堅の0.6〜0.7倍/中堅:基準(1倍)/主任:1.2〜1.4倍/課長:1.5〜1.7倍/部長:1.8〜2倍

主役の会費はどうする?

歓送迎会で最も悩むのが、主役の会費をどう扱うかです。答えから言うと、「主役は無料」が基本マナーです。その理由は:

どちらの場合も、主役は"招かれる側"であり、会費を払わせるのはおかしいという考え方が根強いです。実際、多くの日本の会社では以下のルールが慣例化しています。

主役無料の原則

主役分の会費は、他の参加者で均等または傾斜で負担します。例えば主役が1名で参加者10名の場合、主役の会費(例:5,000円)を、残り10人で500円ずつ追加負担する形です。

例外:複数の主役がいる場合

同時に3名が異動する歓送迎会など、主役が多い場合は、一部参加費を求めることもあります。目安は通常会費の半額〜7割。「主役は2,500円、他は5,000円」のような形です。

主役が新卒の場合の注意

新入社員歓迎会で、新卒複数名が主役の場合。全員無料にすると会費負担が重くなりすぎるため、「新卒のみ2,000円、先輩社員は5,500円」のような控えめな金額を設定する会社も増えています。どこまで配慮するかは、職場の文化次第です。

ケイシャ君での設定例

ケイシャ君を使って歓送迎会を精算する場合、以下のような設定がおすすめです。

  1. メンバー順番:部長 → 課長 → 係長 → 中堅 → 2〜3年目 → 新人 の順で並べる(上が多く払う)
  2. 傾斜パターン:「マイルド」または「ハード」を選択
  3. 主役の扱い:「金額固定」機能で主役の金額を0円(または定額)に設定
  4. 丸め単位:500円単位を推奨(小銭が減って集金が楽)

これで、主役は無料にしつつ、残りメンバーで役職に応じた傾斜配分が自動計算されます。

失敗事例から学ぶ

失敗1:主役に会費を請求してしまった

新卒歓迎会で、「全員均等で」と機械的に計算し、主役である新卒に会費を請求してしまったケース。新卒側が気を遣って払ってくれたものの、周囲の先輩社員から「あり得ない」と幹事が叱責されました。対策は単純、最初から主役の扱いを確認すること。

失敗2:会費が高すぎて若手が参加辞退

部長の送別会で、お店を高級店にしたところ、一律8,000円の会費になってしまい、若手が「財布が厳しい」と参加辞退。結果、盛り上がりに欠ける会になってしまいました。対策は、傾斜配分を最初から織り込むこと。会費レンジを3,500円〜10,000円と広く設計することで、全員が気兼ねなく参加できます。

失敗3:集金が追いつかない

大所帯の部門送別会で、50人以上の集金を当日現金で行い、2時間以上かかってしまったケース。対策は事前振込+当日微調整の併用、または電子決済の活用です。

まとめ:相場は目安、柔軟な運用を

歓送迎会の相場は、あくまで標準レンジでしかありません。重要なのは、主役・参加者全員が気持ちよく会を終えられること。この記事で紹介した相場と主役の扱い方を参考に、あなたの職場文化に合わせたベストな形を見つけてください。

そして計算そのものは、ケイシャ君のようなツールに任せて、幹事のあなたは「会の雰囲気づくり」に集中しましょう。

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